ゴルフスイングにおける「右腕の使い方」6つのポイント
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アドレス(構え)
- 右肘を体の内側に入れる。
- 右肩や右肘が前に出ないようにする。
- 右肘が前に出るとアウトサイドインのスイングやアーリーリリースの原因になる。
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バックスイング
- 右腕のアームローテーション(右回転)を使いながらクラブを持ち上げる。
- 腕を回転させずに上げると肘が外に開いてしまい、クラブを引っ張り上げるようなスイングになる。
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トップの位置
- 右肘をグリップの真下に位置させ、右脇を約45°開く。
- 90°以上開いてしまうとオーバースイングになるので注意。
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切り返し(ダウンスイングの開始)
- 45°開いた右脇を締める。
- クラブを下ろしながら脇を締めるのではなく、肘の角度を維持しながら締める。
- 右肘が体から離れるとアウトサイドイン軌道になり、ミスショットの原因になる。
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前腕部からアドレス位置へ戻す
- 右脇を締めた状態で前腕部(手首から肘の間)をアドレスの位置に戻す。
- 右肘を体に近づけたまま動かすことで、正しいインパクトの形を作る。
- 左腕が見える形が正しく、右脇が開くとスライスや引っ掛けの原因になる。
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フォロースルー
- 右脇を締めたまま、目標方向にクラブを差し出すように右肘を伸ばす。
- フィニッシュでは左足でしっかり立ち、バランスを取る。
練習方法
- ゴムバンドを使う
- 体にゴムバンドを巻き、右腕と体を密着させてスイング練習を行う。
- トップでは45°の開きをキープし、切り返しで右脇を締める感覚を養う。
この6つのポイントを意識することで、スライスやダフリを防ぎ、理想的なスイングを身につけることができます。